【ポケモンUSUM】メガリザードンYの育成論【シングル】

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アローラ!ライラプスです。

今回は、メガリザードンYの育成論について紹介していきます。

はじめに

今回は、ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンにおける、メガリザードンYの育成論を紹介する記事となります。

前提条件として、種族値や努力値などといった非公式用語や、ステータスについてHABCDSと省略する箇所、技についての無理のない範囲での略称を用いる箇所がございます。あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。

また、今回の記事に関してはあくまでシングルバトル向けのものとなります。

メガリザードンYの特徴

メガリザードンY

タイプ:ほのお/ひこう
特性:もうか/サンパワー→ひでり
種族値:78-84-78-109-85-100
メガ後:78-104-78-159-135-100

メガリザードンYは、リザードンの2種類あるメガシンカの片割れとなります。

その特徴はなんといっても、特攻種族値159からの特性「ひでり」によるタイプ一致の炎技となります。

あの眼鏡ラティオスすらもを軽く上回る特攻から自由に技を撃ち分けでき、晴れ状態を作ることで水のダメージを抑えながらソーラービームを撃つことで水タイプを返り討ちにすることもでき、天候を残すことで場の展開を変えていくこともできます。

その圧倒的な特攻から放たれる晴れ状態の炎技は、タイプ相性や数値を軽く無視して負荷をかけていけるほどに強力です。そのため、交代戦の中で負荷をかけていく崩しエースとして活躍させてあげるのが最適でしょう。

また、リザードンの性質上メガリザードンXとの選択肢を常にちらつかせることができるため、メガシンカする瞬間まで安易な特殊受けの後出しもできません。

一方、岩が4倍のためステルスロックだけで半分も体力を削られてしまい、多くのポケモンに用いられる岩技「がんせきふうじ」に弱いという致命的な弱点を抱えているポケモンでもあります。

特にガブリアスやウツロイドに対しては、素早さで負けている上炎技を半減されてしまうので後出しからの遂行を簡単にされてしまい、交代読みでステルスロックを撒かれてしまう危険性も大きいため天敵と言えるでしょう。

また、いくら崩し性能が高いといえども、ヒードランやラッキーなど特性や数値で強引に受けきってくるようなポケモンに対しては手も足も出せず、逆にこちらのサイクルを崩されかねないため選出自体が難しくなります。

総じて有利不利がはっきりと分かれており、タイプ相性に忠実な攻撃的サイクルのパーティとの相性が抜群です。特に、攻撃的なサイクル同士での対戦ではその崩し性能がより一層輝きます。

長所

  • 特攻種族値159からの晴れ状態タイプ一致の炎技
  • 特性ひでりで天候をコントロール
  • Xの選択肢による見た目の圧力

短所

  • 岩4倍でステルスロックに非常に弱い
  • 天敵と対面すると一気に試合展開が難しくなる
  • 崩しきれない相手には手も足も出ない

技選択

攻撃技

・かえんほうしゃ
メインウエポン。威力命中安定の炎技。

・だいもんじ
火炎放射と選択のメインウエポン。命中は不安ですが、火炎放射では絶妙に足りない火力を補完できます。

・オーバーヒート
交代戦の中で一気に負荷をかけることのできる大技。火炎放射と両立し撃ち分けるのが最適です。

・ブラストバーン
極めて火力の高いこのポケモンの技の中でも最高火力を誇りますが…

・ソーラービーム
特性ひでりと最高の相性を持ち、アイデンティティでもある高火力のサブウェポン。

・ニトロチャージ
攻撃しながら素早さ上昇。これがあると単体で全抜きを狙っていくことも可能になります。

・エアスラッシュ
タイプ一致ながら弱点狙いとしてはバシャーモピンポイント。しかし一貫性が高く、3割のズルを仕掛けることもできます。

・きあいだま
命中は不安ですが、バンギラスやヒードランなど、通常では手も足も出せないような相手を倒せる可能性が生まれます。

・めざめるパワー
氷or地面。氷の場合、ガブリアスやボーマンダに対する読み合いで一気に負荷をかけることができます。地面はヒードランピンポイントで、地震でも事足ります。

・じしん
ヒードランとウツロイドピンポイント。しかし本来勝てない相手であるため、決まれば一気に試合展開を変えることができます。めざ地と選択ですが、仮想敵が防御<特防であることがほとんどのため、シングルではめざ地より地震のほうがいいでしょう。

・げんしのちから
6世代と異なりファイアローが激減してしまったので、実質リザードンミラーピンポイント。一応最強の積み技です。

補助技

・おにび
耐久型向け。自身より遅い物理ポケモンに圧力をかけます。

・はねやすめ
回復技。耐久型に必須なほか、アタッカー型においても長期的なサイクルに対応できるようになるため、あると安心感が生まれます。

・みがわり
技スペースこそきついですが、このポケモンの性質上交換読みで残しやすいため、相手の交代に対しての対応を有利にします。

育成例

ここからは、主な型についての育成例を紹介していきます。

放射オバヒ型

性格:ひかえめorおくびょう
特性:もうか(推奨)
配分:CSベースor耐久ベース
確定技:かえんほうしゃ/オーバーヒート
優先技:ソーラービーム
選択技:きあいだまorめざめるパワー氷orエアスラッシュorじしんorみがわりorはねやすめ

その名の通り、威力命中安定のかえんほうしゃと、高いリスクを負いながらも一気に負荷をかけるオーバーヒートを撃ち分ける、かつて最も標準的だったメガリザードンYの型となります。

この型は基本的に有利な相手に繰り出し、有利対面からのオーバーヒートで一気にサイクルを崩していくタイプのエースとして運用していくスタイルとなります。居座りが期待できるときは安定的に高火力を出せる火炎放射を撃っていきます。

配分に関しては特攻と素早さに振り切ったものが最もスタンダードですが、シーズン2の耐久振りが最終1位を記録して以来耐久に大きく割いた配分が一気に注目されるようになりました。

サブウェポンや補助技、努力値調整の選択肢も十分に考えることができ、このポケモンを使う上では最もシンプルでわかりやすい型といえるでしょう。

ニトチャ型

性格:ひかえめorおくびょう
特性:もうか(推奨)
配分:CSベース
確定技:かえんほうしゃorだいもんじ/ニトロチャージ
優先技:ソーラービーム
選択技:きあいだまorめざめるパワー氷orエアスラッシュorじしん

こちらは放射オバヒのような崩し重視の型とは異なり、このポケモンを通していく型となります。

起点作りや死に出しから、削れた相手にニトロチャージでトドメを刺し、そのまま加速した状態で全抜きを狙っていきます。

この型の場合は全抜きの駒として居座っていくため、特攻の下がってしまうオーバーヒートはあまりおすすめできません。その代わり、多くのポケモンを抜き去りながら超火力の炎技を叩き込むことができます。

なお、ニトロチャージで多くのポケモンを抜いていく都合上、最低でも素早さは135(最速70族抜き、加速後に最速130族抜き)、欲をいうなら138(準速85族抜き、加速後最速135族抜き)以上はほしいです。素の状態でどこまで抜きたいか、あるいは加速後にどのラインまで抜けるようになりたいか考慮して調整しましょう。

このポケモンを積極的に通していきたいと考える方にはぜひおすすめしたい型です。

鬼羽型

性格:おくびょう(推奨)
特性:もうか(推奨)
配分:S252(推奨)残り耐久ベース
確定技:かえんほうしゃ/おにび/はねやすめ
選択技:エアスラッシュorソーラービーム

こちらは先ほどまでのアタッカー的な型とは異なり、耐久面を重視した型となります。

ミミッキュやギャラドスなどをはじめ、積極的に上から鬼火を当てていかなければならないので基本的には最速にしましょう。

この型の場合は耐久面を重視するため、攻撃技は炎技と補完のサブウェポンの2つとなります。この型においては鬼火の通らない炎タイプと撃ち合ったり、範囲の補完をとったりするためにも、エアスラッシュが好まれる傾向にあります。

最大の欠点としては鬼火を当てないと話にならないということです。当てさえすれば、遅い物理アタッカーには強引に粘り勝てる可能性がぐんと上がります。

もちろん、無振りでも十分すぎる攻撃力を持っているので、攻撃を通せる相手には積極的に負荷をかけていきましょう。

安定的にサイクル戦を楽しみたい方にはこちらの型をおすすめします。

配分例

※特記しない限りはすべて晴れ状態での計算となります

火力

C179:無補正無振り

C184:無補正36
・167-172ギルガルドを火炎放射で確1
・155-101メガバシャーモをエアスラで確1
・215-92カバルドンをオバヒで確1

C198:無補正148/+補正4/
・181-120メガガルーラをオバヒで確1
・215-136カバルドンをソラビでオボン込高乱数2

C211:無補正全振り/+補正100
・1831105ガブリアスをめざ氷で確1
・191-116輝石ポリゴン2を火炎放射で超高乱数2

C232:+補正全振り
・187-141メガフシギバナをオバヒで高乱数1
・204-102マリルリをソラビで確1

A111:-補正無振り
・197-127ヒードランを地震で確2
・209-68ウツロイドを地震で確1

耐久

H153-B98:無補正無振り

H159-B110:44-無補正92 or H175-B99:172-無補正4
・112ちからもちマリルリの滝登り+アクアジェット高乱数耐え
・188メガミミロップの猫騙し+恩返し高乱数耐え
・177メガガルーラの捨て身高乱数耐え

H159-B125:44-無補正212
・182ガブリアスの岩石封じ超高乱数耐え
・156ミミッキュのZシャドークロー+かげうち確定耐え

H185-B113:252-無補正116
・216メガボーマンダのスキン捨て身確定耐え
・182ガブリアスの岩石封じ確定耐え

H153-D135:無補正無振り
・187メガライボルトの10万で中乱数1

H175-D136:172-無補正4
・197霊獣ボルトの10万超高乱数耐え
・195アシレーヌの非激流シンフォニア確定耐え
・190メガゲンガーのヘドばく2耐え
・232メガリザードンYのエアスラ2耐え

素早さ

120:無補正無振り

125:無補正36
・最速テッカグヤ抜き

135:無補正116/+補正20
・最速キノガッサ抜き
・ニトロチャージ後130族抜き

138:無補正140/+補正44
・準速85族抜き
・ニトロチャージ後135族抜き

143:無補正180/+補正76
・最速ヒードラン抜き

152:無補正全振り/+補正148
・準速
・最速FCロトム抜き

158:+補正196
・最速霊獣ランド抜き

167:+補正全振り
・最速

実際の配分例

CSぶっぱ

性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:153-x-98-161-106-167 → 153-x-98-211-136-167

単純な極振りであり最もスタンダードな配分です。

HBベース

性格:ひかえめ
努力値:252-0-116-100-4-36
実数値:185-x-113-156-106-125 → 185-x-113-211-136-125

シーズン2で結果を残した配分。マンダの捨て身耐え、ガブをめざ氷で1発などの調整がなされており、対面性能を大きく引き上げた型となっています。

BSベース

性格:おくびょう
努力値:44-0-212-0-0-252
実数値:159-x-125-129-105-167 → 159-x-125-179-135-167

耐久と速度の両方を重視した、鬼羽型用の配分です。

一緒に組ませたいポケモン

最後に、一緒に組ませるとよさそうなポケモンたちを紹介します。

カバルドン
このポケモンは、リザードンが苦手とするガブリアスやウツロイド、電気タイプなどに後出しすることができ、逆に苦手な草タイプや水タイプに対してリザードンを強く出していくことができるため、相性補完に優れます。相性補完に優れるのみならず、カバルドンとリザードンがお互いに天候特性を持つため、お互いに得意な天候に切り替えながらサイクルを展開していくことができるのが最大の強みです。さらに、このポケモンはXと並べた際にも最高級の相性を誇り、サイクルのみならず起点作りからの展開の型までもを予想させるため、この2体だけでメガシンカ先を推測されにくいという点もあり、相性補完や天候操作、メガシンカ先との相性をすべて考えた上では最高の相棒と言っても過言ではありません。

ガブリアス
リザードンにとっての最大の天敵でもありますが、味方として組んだ際にも屈指の相性補完を発揮することができます。特に地面とドラゴンによる良好な耐性と攻撃範囲からより攻撃的なサイクルに仕立て上げることができるでしょう。苦手な電気タイプを上から制圧したり、リザードンで崩してからガブリアスを通していく戦法をとることができたりするため、特にスカーフ型と組むと最高の相性を発揮します。

ランドロス
こちらもガブリアスやカバルドンと同様に相性がよく、特に特性いかくでのサポートととんぼがえりによる繰り出し補助からリザードンを出しやすい状況を作ってあげやすいところが他の地面枠との差です。ガブリアスと比べた際の性質上、スカーフよりもゴツメやチョッキでクッションにしながらリザードンをエースとして運用してあげるほうがうまくいくと思います。

ナットレイ
リザードンの苦手な龍全般や電気、一部の水に対して非常に強く、地面技も等倍なので地面への後出しもできるため、多くの構築に必須な鋼枠の中でも特に相性のいいポケモンです。やどりぎでのサイクル補助ももちろん強力ですが、鉢巻型にして2体でサイクル破壊を積極的に行っていくのも面白いです。

ゲッコウガ
特に先発としての性能に優れ、リザードンが苦手とするステルスロックを撒いてくる連中の多くに強く出ることができます。タスキや水Z、スカーフなどで運用し、先発性能を存分に活かすべきでしょう。

カプ・テテフ
リザードンと組む際は特にスカーフでの運用がおすすめで、テテフの苦手な鋼にリザードンが非常に強い圧力をかけることができるので、鋼を潰してからスカーフテテフを通していくという戦法をとりたいです。

対策

非常に高い攻撃力を持ち受けきるのが困難なため、リザードンより早くて一撃で落とせるポケモンで上から殴るのがまず真っ当といえるでしょう。(スカーフ岩雪崩など)

Yだとわかっていて受けに回るのであればヒードランやラッキー、ドヒドイデでほぼ受けきることができますが、Xとの選択肢で崩されてしまう危険性も少なくありません。

いずれにしても受けきることは極めて困難なため、リザードンより早くなおかつXY両方に強いガブリアスやウツロイドにこだわりスカーフを持たせて後出しor死に出しから止めるのが最安定といっていいでしょう。

おわりに

いかがでしたか?

メガリザードンYを使ってみたいという方の参考に少しでもなっていれば幸いです。

また、技の選択肢や調整、相性のいいポケモンにはまだまだ不備があるのではと考えているため、こんなのあるよと教えてくださる方がいらっしゃると大変嬉しいです。

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。

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